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Q

肉の卸を成功させるポイントは

質問 只今焼き肉店をオープンさせるための準備をしているところですが、その途中で突然の円安問題が世間を騒がせるようになり、ただでさえ値上げブームの真っ只中で先が思いやられます。
ただし、値上げが起きることは前から分かっていたことだし、円安に関しては外国産の肉の扱い方をどうしようか検討していたところだったので、オープン前に問題が起きてラッキーだったと思います。
焼き肉店では野菜などの他の食材も仕入れるわけですが、やはりメインの仕入れは肉であり、店舗数を増やせるようになれば直接畜産農家から仕入れることも考えていて、すでに特定の農家さんとも交渉しています。
それまではどうしても一般的な卸業者に頼らなければいけないわけですが、肉の卸を成功させるポイントがあれば教えてください。
それと役肉店が業務用食材卸市場を利用するのはアリなのかも併せて教えて欲しいです。アリだとすれば、無理に過剰な在庫を抱えることもしなくて良いので、リスクをだいぶカバーできると思います。

yajirusi

A

食肉関連のセミナーへの参加もおすすめです

肉の卸業者からすれば、定期的に一定の量を仕入れてくれる役肉店はとてもありがたい存在です。単発でいろいろな業者から仕入れるよりも、焼き肉店としても手間が省けるので上手くやればウインウインの関係を築けます。
ここで大事になるのが、最初に卸業者の情報を集めてきちんと比較を行うことです。卸業者ごとに仕入れ価格が異なり、肉の質も違うので、それをしっかり見極めて継続する取引先を決めなくてはいけません。
そのときには割引率にも注目しましょう。定期的に仕入れをしてもらえる焼き肉店は、卸業者にとってはありがたい存在となるため、割引をしてもらえる可能性は高くなります。今後の取引量によっても率は変わることもあるので、その点も考えて各業者の割引率も比較しましょう。
焼き肉店を成功させるうえで卸業者の選択は非常に大事になるわけですが、優良な卸業者を見つけるためには、食肉関連のセミナーへの参加をおすすめします。セミナーに参加すればライバルの知らないいろいろな情報を得られるようになり、卸業者に関しても特別なルートをつくれる可能性が高くなります。
焼き肉店が業務用食材卸市場を活用することに関しては、良質な肉を見分ける能力があるなら良い方法だと言えます。肉のプロである頼れる卸業者がいないことから、その能力がなければ美味しくない肉を仕入れてお店の評判を落とすリスクを高めてしまいます。

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