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Q

仕切り価格と卸売り価格はどう違うの?

質問 長年サラリーマンとして働いてきましたが、会社の業績不振で早期退職者を募り始めて、以前から定年したら自分のお店を持ちたいと考えていたので、退職金を多くもらえる今の段階で独立しようと決意したところです。
しばらくは失業保険をもらえるので、その間に経営者としての勉強をしようとして先日からその作業に取りかかったところですが、たくさん分からないことがあって本当に会社を辞めて大丈夫なのか?と少し不安になりました。
しかし、子どもがいない私たち夫婦は共働きで必死になって貯金に励んできて、妻もこのタイミングで私が独立することには賛成してくれているので、しっかりと勉強して開店のときを迎えたいと思っています。
聞きたいことは、仕切り価格と卸売り価格の違いについてです。もちろん、小売価格が何かは承知していますが、その他にも価格に関するBtoBで使用される用語があれば、それも併せて教えて欲しいので、ご回答どうぞよろしくお願いいたします。

yajirusi

A

誰が誰に商品を販売するかの違いです

ご承知の通りに、小売価格というのは小売業者が消費者に商品を販売する価格のことです。対して卸価格というのは、卸売業者が小売業者に商品を販売するときの価格であり、メーカーが卸売業者に商品を販売するときの価格が仕切り価格と一般的に呼ばれています。
卸売り価格も仕切り価格もBtoB(企業間取引)でしか使われない専門用語であるため、一般消費者でこの違いをきちんと説明できない方は大勢いると思われます。
ただし、仕切り価格については、証券業界や不動産業界、自動車業界では別の意味で使用されることもあるので注意が必要です。
証券業界では、株などの取引のときに証券会社の手数料込みの売買価格を仕切り価格と称することがあります。不動産取引では、売り主と買い主の交渉が成立した場合の不動産価格を仕切り価格と呼ぶことがあります。自動車業界では、自動車メーカーがカーディーラーに車を販売する際に仕切り価格と呼ぶことがあります。
他にも、仕入れ価格とは商品を仕入れする価格のことですが、それと似た言葉に「下代」というものがあります。
これは昔商人同士が使っていた「符丁(ふちょう)」で、消費者に販売するときの小売価格を「上代」、それに対して商品の仕入れ価格を下代と呼び習わしていて、それが今でも商品取引の際に使用されることもあるので、念のために覚えておくとよいと思います。

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