卸価格が高騰する中での値上げ対応のコツとは
お店をオープンして1年以内に新型コロナウイルス感染症が流行し、お店を存続できるどうかのピンチに追い込まれましたが、そのときは持続化給付金に助けられました。
最近ではようやく客足も普通のコロナ前の状態に戻ってきていて一安心していたのですが、ここにきて食品全体の値上げが何度にもわたり起きていて、その間もメニューの値上げはしないでいたため、現在お店を存続させられるだけの利益を得ることができなくなってしまっています。
それでもいろいろ工夫をしてできる限りの経費を削減し、これまで何とか耐えてきましたが、商品の値上げ以外にも電気代やガス代などの水道光熱費の値上げも進んでいるので限界に達してしまいました。
その証拠に先月はコロナ後最高の集客ができたにも関わらず、収支が赤字になってしまいました。来月からはさらに電気代もアップすることが決まっているので、メニューの値上げを決意したところです。
心配なのは、値上げをしてお客さんが減らないか?ということです。料理の味には自信があり固定客もそれなりにいるのですが、私のお店はオフィス街にあるのでランチでの集客がかなり多いです。
ランチにかけられるお金は決まっていると思うので、値上げをして本当に大丈夫か不安です。ランチだけでも値上げを控えた方がよいかも併せて、よきアドバイスをいただければありがたいです。
値上げの理由や実施日をきちんとお知らせするのがポイントです
それに、お客様側も飲食店が値上げをしなければいけないことを承知していて、赤字を継続してまでメニューの価格を維持して欲しいとは思っていません。とはいえ、値上げを実行するときには、誠意ある態度を見せることが重要になります。
そのためのコツは、値上げをしなければいけない理由と実施する日をきちんとお知らせすることです。そんなことはすでに分かっているのではと考えないで、誠意をもって対応していきましょう。
ランチの集客を気にするなら、メニューの見直しをして多少価格が高くても魅力のある商品を提供するように努めましょう。