

優良な卸売業者の見分け方とは?
料理は趣味として楽しんでいましたが、家族や友人など周りからの後押しや援助もあり、これまで勤めていた会社を辞めて飲食店をオープンすることになりました。料理の腕には自信がありますが、経営に関しては勉強しなければいけないことが多く、今一所懸命情報を集めているところです。それなりの貯金もあるので、お店をオープンさせるまでの準備には十分な期間を取っています。
料理のレパートリーは幅広いですが、お店では魚料理をメインに提供しようと思っています。
利益を出すには仕入れ先の卸売業者も見つけなければいけません。優良な卸売業者の見分け方を教えて欲しいです。仕入れ先を選ぶときのポイントや注意すべきことがあれば、それについても知りたいので、ご回答何卒よろしくお願い申し上げます。
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供給が安定していることも重要です
これから長く付き合う担当者が、魚に関してのしっかりとした知識を持っていることが、優良業者かどうかを判断する大事なポイントとなります。
仕入先を選ぶときには、コストパフォーマンスの高さが大事なチェックポイントです。原材料の仕入れコストは利益率に直接影響を与えることから、良い商品を低価格で提供する卸売業者を見つけることが極めて重要です。
ただし、コストパフォーマンス性を確認する場合には、単に価格が低ければよいわけではありません。安いからと言って品質が低い商品では料理の品質を損ねる恐れがありますので注意が必要です。
供給が安定していることも重要です。どんなに良い食材を提供してもらえても、希望通りの数を用意してもらえないなら取引先として選ぶことはしない方がいいと思います。
魚は自然相手の商品であることから、どうしても不漁のリスクを抱えます。その場合でも安定した供給ができるような業者を選択することをおすすめします。万一に備えて、取引先は1つではなく複数持っておくことがリスク回避につながります。
初めての業者との取引では、小規模な取引からはじめてみるのもよい方法です。実際に取引すると、商品の質や鮮度、業者の対応を確かめることができます。
初期の取引を通じて商品やサービスの品質を実際に体験して、問題なければ取引量を増やしていけばいいと思います。

